ピーターパン野郎のブログ

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「仕事・学校で悩んでいる人へ」前向きに諦めよう!!

どもっ。

ダメリです。

 

為末大さんのこの本読みました。

 

 

今いる環境に悩んでいる人には是非とも読んでほしいです。是非ともこの本を読んでほしいのですが、僕が特に共感したのが、以下の文章です。

 

 若いうちは願望が先行するのはやむをえない。自分は鹿に生まれたのに、犬のほうが人気ががあるからといって犬になりたいと懸命に頑張ったりする。でも、いくら努力しても鹿が犬になることはできない。

 

「夢は叶う」

「可能性は無限だ」

 

こういう考え母を否定するつもりはないけれど、だめなものはだめ、というのも一つの優しさである。自分は、どこまでいっても自分にしかなれないのである。それに気づくと、やがて自分に合うものが見えてくる。

 

 諦めるという言葉は明らめることだと言った。

 

 何かを真剣に諦めることによって、「他人の評価」や「自分の願望」で曇った世界が晴れて、「なるほどこれが自分なのか」と見えなかったものが見えてくる。

 

 続けること、やめないことも尊いことではあるが、それ自体が目的になってしまうと、自分という限りある存在の可能性を狭める結果にもなる。

 

 前向きに、諦める—そんな心の持ちようもあるのだということが、この本を通して伝わったとしたら本望だ。 

 

両親・家族・友人・上司、そして自分自身の期待に応えなければと思った経験って誰しも一度はあると思います。

 

期待に応えようと一生懸命努力しても結果に結びつかない時って相当しんどいですよね。

 

そんな時は一歩立ち止まって「こんなんできるかボケェェ!!!テメェらの期待なんか知るかぁぁぁぁぁ!!!そんなんその辺の鯉にでも食わせてろボケェェェ!!!!あうあうあぁぁぁぁ!!!!!」と心の中で叫びましょう。くれぐれも声に出さないように。通報されますから。

 

そもそもなぜ周囲の期待に応えようとするのでしょうか??

 

僕が思うに周囲の期待に応えることで自分が充実感を感じるからですよね。要は自分の幸福のためですね。

 

ってことはつまり、幸福になるという「目的」のための手段として「人の期待に応える」という選択をしてるってことです。

 

であるならば、他の手段を使って自分の充実感を満たせば良いんです。

 

一生懸命考えて、行動してダメだったら「向いてなかったな」と諦め、他の手段に飛びつく。

 

人生なんてこんなんで良いじゃないですか。

 

僕は諦めるのめっちゃ早いですよ。小学生の時は野球を6年間やって、6年生の頃は最後に最優秀選手賞や最優秀投手賞をゲットしました。

 

でも中学では野球をやりませんでした。なぜならば、中学では通用しないと思ったから。その代わりに卓球始めました。周囲からは「逃げだ」とエキサイティングな言葉を投げつけられましたが、僕は中々ナイスな選択をしたなと思ってます。おかげで新たな世界を知ることもできましたし、仲の良い友人もできました。

 

他にも新卒で卒業した後は、設立5年目のベンチャー企業に入社しました。イケてるビジネスマンになってやると思い入社しましたが、大した結果は残せませんでした。おそらく一回も目標を達成できずに辞めたんじゃないでしょうか・・・笑

でもアーリーベンチャーは自分に向いてないことが分かったのと、自分の創意工夫で仕事を進める楽しさを感じることができたので、ミドルベンチャーに転職しました。おかげで今は楽しく仕事しています。

 

なので今目の前にある環境が全てではないということです。

 

悩んでいる人は是非その他の選択肢にも目を向けてみてくださいね。

 

では。