ピーターパン野郎のブログ

釣り・筋トレ・その他日常の出来事も。

新卒でベンチャー企業に入社したことを後悔しています。

どもっ。

ダメリです。

 

もう多くの学生さんが就活をスタートし、面接なりなんなりに進んでいるかと思います。内定持っている人も結構いるのではと思います。まぁ承諾するかは別問題ですよね。

 

今日は「ベンチャーで内定もらったけど承諾するの悩んでる」って人の参考になればと思います。

 

僕は新卒で設立5年目のベンチャー企業とうたった営業会社に入社しました。

 

この時の決断を僕は死ぬほど後悔しています。

 

もしTime Machineがあれば就活時の自分に会いに行き、手札から『光の護符剣』を使用して少なくとも3ターンは動きを止めようと思います。

 

後悔している理由としては「憧れ」だけで企業を選んでしまい、自分の適性などは考えなかったからです。自己認識が甘かった・・・甘すぎ。激甘。

 

・・・はい。これはあれですね、馬鹿ですね。正気の沙汰とは思えない。けどその当時はドヤ顔で決断していたと思いますよ。特に悩みもしなかったですし。

 

昔から所謂「王道」なものが嫌いでした。ワンピースでもルフィよりはバギーの方が好きでした。遊戯王でもブルーアイズ・ブラックマジシャン・暗黒騎士ガイアよりも俄然ニードルワーム派。ミニ四駆もソニックやマグナムよりもスピンコブラです。

 

だからこそ所謂いい大学に入っていい企業に入社するというレールがすごい嫌でした。

年功序列とかひどく退屈そうでしたし、組織の歯車の一部になるのが何よりも嫌でした。

 

就活生の時に出会った大手企業の人は皆スマートで優しくいい人だったのですが、強烈な個性を感じることはありませんでした。それに比べ、ベンチャー企業の社員さんは強烈な個性を持っている人が多く、純粋に憧れました。

 

だから僕も「こんな人になりたい!!」と思い、ベンチャー企業に入るしかない!と決断しました。

 

幸いにしてベンチャー企業の内定をいくつかもらいその中の1社に入社しました。

 

ここが幸せの絶頂でした。

 

入社した後の日々は本当に地獄の日々でした。

求められる結果が高すぎて、全然追いつけない自分。結果を出すことができないから充実感を感じることもできずに下がっていくモチベーション。当然さらに結果を出すことができずに・・・

 

でもこれは当然です。原因は完全に自分にありました。

そもそもなぜベンチャー企業で働くのかが曖昧だった。成長したいと思っていたけど成長したい理由が弱かった。ただ出来ないことが出来るようになった方が良いという至極当たり前な考えだったため、困難なことに耐えてでも成長しようと思えなかった。

 

今までの人生で僕は中長期的な目標・理想を掲げてそこに近づくために熱中した事がありません。当然その目標を達成するために必要な目の前の困難を切り抜けたような経験もないため、比較的すぐ折れました。

 

毎日夢で上司に詰められる夢を見て、食事も喉を通らず・・・何が正解か?どうしたら良いのか、その時の自分には分かりませんでした。

 

ただ一つ分かっていたことは自分がダメな人間だということのみ。気が付いたら会社には行けなくなりました。

 

だらだらと書いてしまいましたが言いたいことは一つです。

 

「「憧れ」はきっかけとしては良いが、志向・能力を含めて自分に適性があるかどうかをしっかり考える必要がある」ということ。

 

では!