全部が胡散臭く見えた話@新卒採用イベントにて
どもっ
ダメリです。
ここ数ヶ月18卒向けの採用イベントに企業側として参加していました。
「ビジネスで社会の課題を解決したい!」「世界を変えるサービスを作りたい」という意識高い系の人から「信頼される人になりたい」「バリバリ成長したい」という聞いている側が「そっ・・・そうか」としか感想が出てこない話をする人まで色々お会いさせていただきました。
例年の自分なら・・・少しでもその学生の想いを形にする手伝いをしようと色々ヒアリングをしたりアドバイスをしたりしていたのですが、今年の自分は少し違いました。
簡単に言うと
「疑」「嫌悪」
そんな心情になっている自分に気づきました。
原因としてはいつも以上に自分のモチベーションが低いことはあると思いますが、自分自身のキャリアについて今年はよく考えたからかもしれません。
人間関係や仕事内容の変化に対応できず、「このままで良いのか?」ってのがずーっとグルグルしています。(今も)
「自分は仕事から何を得たいのか?」「欲求ベースで何をしたいのか」「自分にとっての幸せとは?」
これらの質問をずーっと考えてきました。まだ結論は出てませんが。
でもここのプロセスがあったからこそ、学生の話を聞いて上記のような感情になったのかもしれません。
なんて言うか根底にある「欲求」が見えないんですよね。
例えば「WEB広告の仕事がしたいんです!」って学生がいたとしましょう。
僕:「なぜ?」
学:「変化の激しい業界に身を置き、自分を成長させたいからです!」
僕:「なぜなんだお?」
学:「物事の実現可能性を高めたいからやで!」
僕:「なんぜ?」
学:「今はまだやりたいことが明確にわからないので、やりたいことがわかった時にすぐに実行したいんや!」
僕:「なるほど(白目)」
ってな感じです。そりゃあそうだろうけどさ・・・そう言う気持ちも分かるんだけどね、「じゃあなんでやりたいことが分からないのにビジネスの道に行くんだろう」って思ってしまうんだよな。
先日紹介したちきりんさんの本じゃないけど、人生の希少資源である時間を投入するのであれば、「時間をかけた対象から何を得たいのか?」を明確にした方が良いんじゃないかと。
考えすぎなのかな?まぁ他人よりもまずは自分だよな。