#1 ビジネス書日記『採用に強い会社は何をしているのか』
成長が鈍ってきたのでインプットだけではなく、アウトプットをすることを決意。読んだ本や考えていることなどを記事に残していく。
読んだ本:『採用に強い会社は何をしているのか』 ダイヤモンド社 青田努
https://www.amazon.co.jp/dp/B07PP516H1/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1#
人事界隈で有名な人が書いた本。
■この本を買った理由
前提として、私自身が採用の仕事をしていることに加え、年明けから2020新卒採用が本格化するので勉強のために採用系の本を探していた。その上で、
①採用強社がどんなことをしているのか学びたかった
②採用活動で大切なことを一連の流れで網羅的に学べる
という点に魅力を感じ購入した。
■学び・考えたこと
①採用=マーケティングである。
よく言われていることだが改めて。マーケティングというと大袈裟だが3c(✳︎)の視点で考えることが非常に大切である。
求職者・応募者のニーズや思考、感情を考えるだけでは不十分。自社の強みと採用競合が採用活動の各フェーズで何をしているのか?ということも踏まえて施策を考える。
(✳︎)3cについては下記参照
https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-12524.html
②応募ハードルを上げるべきか下げるべきか
これは今の課題で一番頭を悩ませている所。昨年12月から早期選考を実施。書類選考を実しているが、エントリー→書類選考参加への移行率が悪かった。(まだ締め切りではないが。)
この本にも書いてあるが、一般的に、
・応募者数を増やす→応募者の負荷を下げる
・応募者数を絞る→応募者の負荷を上げる
とはいえ、無名な企業が書類選考段階で応募者にめちゃくちゃ負荷をかけたらほぼエントリーは集まらないことが想定される。
また、就活媒体だけで集めた母集団にいきなり論文を課しても応募につながるイメージも湧かない。その企業への興味喚起が十分ではないためである。
つまり、応募者数のコントロールという視点の他に企業の知名度や母集団(エントリー者と企業の関係性)も考慮して決めないといけないのであろう。
■感想
採用活動について体系的にまとめれているので、なんかしら採用に悩まれている方は読んでみると良いと思う。