『17卒就活生 面接が苦手な人必見』現役人事が教える面接攻略法②
どもっ。
ダメリです。
本日は『伝え方』にフォーカスを当てて記事を書きます。
以前の内容と一部被る部分もあるので、もしまだ見ていない方は、
そちらをご覧になると分かりやすいかもしれません。
特に伝えたいことは、
「まずは相手の質問に答えてから、具体例を話す」ということです。
つまり「結論」から話すということですね。
ではご覧ください。
突然ですが、みなさんは面接ってなんだと思いますか?
自分を売り込む場、自分を評価される場、面接官から出た質問に回答する場・・・等を思い浮かべるかもしれません。
もちろんこの回答に間違いはありません。しかしこれらは面接のある一つの側面にすぎません。
私は、面接=面接官と学生とのコミュニケーションの場だと考えています。
確かに面接のゴールである「選考に合格する」ために、自分を精いっぱいPRする。これは間違いではありません。
しかし、「合格」というゴールに一歩一歩近づいていくためには、面接官とのコミュニケーションを積み重ねるよりほかありません。
だからこそ日常での会話と同じように、面接官に聞かれた質問の意図をくみ取り、相手が理解しやすいように答えることが大切なのです。
例えば、以下の会話風景を想像してみてください。
友人A:「ねぇねぇB君、昨日映されたばかりの「ネズミ―ランドの大逆襲」もう観に行ったんだって??どうだった??」
友人B:「あー観に行ったよ!ヒロインの●●ちゃんがめちゃくちゃ可愛くて!僕もああいうかわいい子を彼女にしたいと思ったよ!また、敵役の●●の髪型がかっこよかった!僕も次はああいう髪型にするよ!」
いかがでしょうか?おそらく・・・おそらくこんな人はいないと思います。友人A君の質問の意図は「その映画がおもしろいのか・つまらないのか知りたい」ってことですよね。
そのため、本来であれば友人B君はまず最初に「面白かったorつまらなかった」と結論を述べた後に、「具体的に○○ってところがおもしろかったorつまらなかった」と話を続けるべきだったのです。
なのに、友人B君は「ヒロインが可愛いだ」の、「敵役の髪型がカッコイイ」だの答えてしまっています。これでは質問に対して回答できているとは言えません。おそらくこの後友人A君は「こいつはダメだ」と思いながら、にこやかな笑顔で会話を続けていることでしょう。
ここまで大げさではないにせよ、日常生活だと普通にできることのなのに、なぜだか面接だとできなくなってしまう人も多いように感じます。
面接官:「学生時代頑張ったことは何ですか?」
学生:「サッカー部で全国大会に行ったことです!レギュラーメンバーだけでなく、応援メンバーも同じ気持ちで日々の練習に取り組むことを意識しておりました。」
・・・明らかに質問と回答がずれていますよね。
日常生活と同じように、相手の質問の意図を理解し、「結論」から答えることを意識してみてください。
また、応用編としてPREP法という話方があります。
Point=「結論」
Reason=「理由」
Example=「具体例」
Point=「結論」
の順に話すというものです。この話法は何か自分の意見を主張する際に効果的で、志望動機を語る際などにおすすめです。
もしよろしければ試してみてください。
それでは。